1985-04-10 第102回国会 衆議院 外務委員会 第6号
八五年計画では、農業、工業とも前年比六%増、八%増と、それぞれ前年実績の半ばくらいに抑えるというように言われておりますし、また固定資産投資の規模も適当に抑えるというように承知しております。
八五年計画では、農業、工業とも前年比六%増、八%増と、それぞれ前年実績の半ばくらいに抑えるというように言われておりますし、また固定資産投資の規模も適当に抑えるというように承知しております。
ところで私が特に強調いたしましたのは、その問題とともにもう一ぺんお答えいただきたいのは、同化する者にしてもまたはかの地で迎えられ、かの地で一人前の農民なり労働者なりとしてやっていける者であっても、必ずしもそれは農業、工業ともに相当の技術程度を持たない者でもかの地に同化し得ると思うのです。
農業におきましては、今御指摘になりました南米を初め、東南アジアその他の各地の輸出先を見ましても、これらの国の農業というものは、日本の勤勉にして技術的なる農民の進んだ技術と農法を必要としている地域が相当あるわけですから、農業移民と技術移民と対比して考えるのではなくて、農業工業ともに、両方に通ずる人格並びに技術のすぐれた者を送り出すという意味でございますから、その点は誤解のないようにしておいていただきたい